した。
原因は黒田日銀総裁の長期金利上昇対策に関する発言が
舌足らずだったことである。
これにつけこみ、国際投機資本が国債を売り、あわてた国内
筋がこれに追随した。
例によってマスコミがセンセーショナルに報道したことがこれ
に輪をかけた。
今回は別に、長期金利が危機的状況まで上昇する可能性の
全くない局面であるが、それでも仕掛けと報道でこれだけ金利
上昇がおこる。
JBPRESSに有力ヘッジファンドが予言する日本危機
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37842
という記事が載っているが、ここに書かれているヘッジファンド、
ヘイマン・キャピタルの創業者であるカイル・バス氏は、ここでは
私の見方が間違っていればいいのだが、と言っているがその実
は日本国債の暴落を仕掛け金儲けを狙っていることは間違い
ない。
海外の投資家やヘッシジファンドは過去に何度も日本国債の
暴落を仕掛けてきたが、全て失敗してきた。
しかし、現在の大幅な金融緩和と消費増税はヘッジファンドに
国債攻撃の機会を与えることになる。
今回のような舌足らずな発言を繰り返すと、今度は本当に日本
国債への攻撃は成功しかねない。
日本にはバカなマスコミという獅子身中の敵がいるので、政策
当局者は特に発言には注意すべきである。
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