円安が実現し株価は上昇したが金利は低いまである。これは
まさに日銀の狙い通りである。
しかし、一庶民としては喜んでばかりはいられない。自らの
生活防衛を考えなければならない。
円安は着実に輸入物価を上げる。長期化すれば確実に小
売物価に反映する。
電気代やガス代は上がったばかりでまだ製品に反映され
ていないが、すぐ反映されるようになるだけでなく、次の値上
げがせまっている。
消費税は間違いなく上がり物価は上げるし、社会保険料等
の国民負担は増えるばかりだし、まもなく鉄道等の交通費も
値上げがはじまるだろう。
その一方で預金金利は低いままだし、給料が本当に上がる
のはまだまだ先の話である。
何もせず、今まで通り人に雇われ、今まで通り余剰資金を預金
していたのでは間違いなく生活は苦しくなる。
皆が同じように苦しくなったデフレの時代が終わり、働き方や金
の使い方により大きな差のでるインフレの時代への転換が
本当に始まるのかもしれない。
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