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2013年03月29日

日本企業がダメになったのは政府が経済対策の名の下に甘やかしたから。

シャープやパナソニック、NEC等のエリクトロニック関連企業
の衰退に代表されるように、日本企業の凋落は目を覆うば
かりである。

この原因の一端は経済対策の名の下に国民や労働者を
犠牲にし企業と企業経営者を甘やかしてきた日本政府の
政策にある。

多くの大企業は、業績の悪化をバブル崩壊や、円高、賃金
の高さ、法人税の高さによるものと決めつけ、何ら自らの経
営のまずさを反省せず、根本的見直しを行わないままリスト
ラによる解雇、賃下げによる労働者へのしわ寄せ、下請け
や仕入先への不当な値下げ強要等、外部に転嫁することで
危機をのりきろうとした。

政府もまたこれに呼応し、消費税増税や預金金利の引き下
げで国民から収奪した資金を活用し、法人税引き下げや貸
付金利引き下げで企業を支援した。

しかし、企業業績は改善するどころか、欧米の先進企業に
は製品開発やマーケティングでおいて行かれ、アジアの新
興国企業にも質的に追いつかれ生産コスト面では完全に
追い抜かれた。

結局、日本企業の根本的な問題は経営にあったのだが、企
業は外的要因にそれを求め、国がそれを追認し、大甘の政
策を実施したことが、日本企業の根本的な改革を遅らせるこ
とになった。

アベノミクスで外的環境は改善しても、企業内部の経営・人
事システムを根本的に変革しない限り今の日本の大企業に
は期待できない。



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posted by ドクター国松 at 13:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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