テレビの生産から2014年度をめどに撤退する方向で検討
に入ったと、日本経済新聞などが3月18日付けで報じた。
今頃?と感じたのは私だけではないたろう。テレビ自体が斜陽
産業であり、その中の勝ち組である液晶テレビでさえ苦戦して
いる中でプラズマテレビが伸びる可能性がないことは素人目
にも明白である。
プラズマテレビは、液晶テレビの術革新と低価格化に押されて
年々世界シェアを落としており、2012年第2四半期のシェアは、
液晶テレビの85.5%、に対し6.1%にすぎなかった。
経営者にほんのわずかの経営能力と決断力があれば、とうの
昔に撤退を済ませていて当然であった。
日本企業が負け続けるのは、このような無能な経営者を排出
しつづけてきたからである。
日本企業が先輩や前例に忠実なあたりさわりのない人物を
最高責任者に選び続ける人事システムを根本的に変えない
かぎり、日本企業は世界で二番手以下にとどもり続けるだろう。
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