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2013年03月06日

米、小麦、砂糖等、を守るためにTPP交渉で妥協することは国益を損なう。

TPP交渉参加をめぐり、政府が米国の自動車関税に関して
大幅な譲歩をした。

米国の自動車関税を維持すれば、日本がTPPに参加する
メリットは大きく薄れるが、日本は引き換えに、農産物の関
税を維持したい考えらしい。

小麦など輸入量は5568千tに対し日本の生産量742t
(平成23年)と少なく、価格競争力も無い。

小麦の輸入価格の値上げで国内の小麦価格が上昇すると
大騒ぎしているが笑止である。輸入価格29千円/tに対し売
渡し価格50千円/t程度であり、国内小麦保護を止めれば値
上げどころか大幅に値下げできる。

砂糖も同様であり、価格の内外価格差は大きく産業として成
立していない。

関税で無理にゾンビ産業を維持するよりは、小麦農家や砂
糖農家が従事できる新しい産業を育成し雇用を確保する方
が余程国益にも地方にもプラスである。

コメもこのまま保護政策を継続すれば小麦や砂糖と同じよう
に完全に衰退する。コメは今からでも競争力のある産業化が
可能であり、寄生や保護など全て撤廃するのが正しい選択で
ある。

間違った農業保護策を維持するためにアメリカに国益を売り
渡すなど愚行以外のなにものでもない。自動車以外にもアメ
リカが日本の弱みにつけ込み実現したい内容は多い。

TPP交渉に参加するなら、衰退し絶滅を待つだけの今の農業
の維持というような足枷をはずして交渉しないと将来に大きな
禍根を残すことになる。


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posted by ドクター国松 at 11:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | TPP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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