に付随するグループが少なくとも2006年以降7年間にわた
り、115の米国企業を含む141社からデータを盗んでいたと
の調査結果を明らかにした。
これに対し、中国外務省の洪磊・副報道局長は19日の記者
会見で、同社の主張を否定し、中国はしばしばサイバー攻撃
を受けているとし、こうした攻撃は米国からのものが最も多い
と強調した。
このように自分たちがしたことを相手のしたことにするのは中国
の常とう普段である。
少し前の毒餃子事件当時も、中国は自国での毒混入を認め
ず、決定的でごまかしようのない証拠が出るまで日本で混入
したと主張し続けた。
漁船と海上保安庁船舶の衝突事件においても、漁船側からの
衝突にもかかわらず、画像が表に出るまで海上保安庁側から
の衝突だと強弁しつづけた。
中国艦船や飛行機によるレーダー照準による挑発に関しても
日本側からの挑発だと未だに主張している。
さらに、呆れたことに中国の公害汚染も中国の責任ではなく日
本が原因だと言いつのっているらしい。
この国の体質は事実であっても自分の不利なことは一切認めず
全て相手のせいとすることで徹底している。
このような国を相手にする場合、日本人的な相手への配慮は何の
効果もないばかりか、つけこむ隙を与えるだけである。
個人と個人の関係であれば、このような人物とは付き合わないのが
賢明な処世術であるが、隣国間の関係ではそうはいかない。よかれ
悪しかれつきあっていかざるをえない。
決定的な対立はさけつつ毅然とした態度で臨み、中国に対する依存
度を減らし、つかず離れずの関係を継続していくしかないだろう。
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