円がドルに対し割高を解消し、適正価格に戻りつつある。そ
れと並行して韓国ウォンが上昇している。
円が割高だったのに対し、韓国ウォンは割安に据えおかれて
きた。
家電分野で日本企業が韓国企業に後れを取った原因の30%
ぐらいはその為替要因によるものである。
今回の韓国ウォン高はその調整局面である。韓国銀行(中央
銀行)の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は為替介入の方針を表
明したが、これについてはアメリカからの批判があり、日本での
為替介入の例をみてもわかるとおり、そう簡単ではない。
むしろ、韓国銀行が介入しウォンが一時的に安くなれば投資の
チャンスである。
現在のウォン高局面は適正価格への調整過程であり、まだ割高
というレベルではない。
韓国ウォンに投資することは儲けに繋がるだけでなく、日本企業
の韓国企業との競争を支援することでもあり、他の通貨に投資
するなら韓国ウォンに投資することは国益にも貢献することになる。
ついでに言えば、韓国国民にとっても今程度のウォン高は生活に
はプラスになり、財閥に独り占めされてきた利益を国民レベルまで
還流することに繋がる。
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