憲法改正に反対し、平和憲法に執着する勢力はその拠り所
を国連においている。
しかし、その国連はいまだに敵国条項で日本を敵国と定
義している組織であることを忘れてはいけない。
最近の国連は米ソ中の対立で機能不全が目立ち、その存
在意義は低下している。
しかし、国連への中国の影響力の増加と、中国が敵国条項を
対日戦略の一環として利用しようとしていることは日本にとって
非常に危険である。
さらに、中国韓国の諜報戦略により、ニューヨ−クタイムズや
英エコノミスト誌のような影響力の大きいマスコミが反日的社
説を掲載し、欧米世論を反日的方向に誘導しようとしているこ
とを軽視してはいけない。
中国の国連内での影響力増大に欧米諸国の反日的雰囲気
の蔓延が重なれば、国連の敵国状況は中国にとって対日圧
力の強力な武器となる。
安倍外交は日米同盟強化、アセアン重視と並ぶ柱として、ド
イツ、イタリアと力を合わせ国連の敵国条項を削除させるよ
う動くことが急務である。
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