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2012年12月10日

デフレからの脱却をうたいながら消費増税を凍結しようとしない愚

自民党はデフレからの脱客と経済の立て直しを公約に上げ
ている。

しかし、その湿原を最も阻害する消費税増税については未だ
凍結方針を示してはいない。

安倍総裁は景気の動向によっては消費増税の凍結もありうる
と示唆している。

しかし、断言してもいい。今度の選挙で自民党が勝てば、必ず
消費税増税は実施されるだろう。

景気動向云々というならば、現時点で既に消費税増税凍結を
打ち出すべきである。

景気の縮小傾向ははっきりと現れている。

そもそも消費税増税では財政も社会保障も何一つ問題は解決
しないのだから、経済立て直しを最優先課題とするならば、小渕
元首相が実行しようとしたように、すべての資源を経済成長にか
けないと今の日本では実現できない。

中途半端な増税と抱合せで経済成長が実現できるほど情勢は
甘くはない。

しかし、自民党では結局それはできない。自民党を支える二つの
勢力である財界と官界が消費税の増税を望んでいる。

安倍総裁の意向がどこにあろうと、自民党は財界と官界の意向
に逆らう政策を行うことはできない。

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posted by ドクター国松 at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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