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2012年12月05日

日本の将来を考える 2.破綻した日本政府をどう再構成するか

破綻している政府の財政を健全化するのに、通常の増税や
歳出削減は解決策にはならない。

もっと極端な政策が必要となる。考慮すべき点はその政策
が日本経済を破綻させないことだけである。

よって、国債のデフォルトはとることができない。国民の預金
が返還不能となり経済を破綻させるからである。

取るべき手段はインフレだけである。このまま放置してもいず
れインフレになる。ロイターの藤巻氏「急激なインフレは不可避
ハードランニングに備えよ」
http://jp.reuters.com/article/jpopinion/idJPTYE83H01120120418

安倍氏のようにインフレを起こすことそれ自体を目的とするの
ではなく、経済成長を実現し日本のインフラを改善する政策を
とることで同時にインフレを進行させるということである。

別に一気にハイパーインフレを起こす必要はなく、年4%
程度の経済成長と年4%程度のインフレを20年程度継続させ
れば日本政府の負債も問題ではなくなる。

方法としては例えば、年間20兆円の政府紙幣を20年間計
400兆円発行することで、その資金で、
1.日本の港湾、空港を整備し直しアジア一のレベルにする。
2.一基1000億100MWの発電能力を持つ地熱発電所を
  全国に200基程度建設する。
3.軍事衛星打ち上げ、空母3隻建造、全国300箇所のミサイ
  ル防衛網の建設
4.全国のインフラの整備を実施する。

日本のマネーストックは1500兆円程度なので、政府紙幣の
発行でもマネーストックの増加は20年で27%の増加に留ま
り、ハイパーインフレをもたらすことはない。

ちなみに20年間成長率4%,インフレ率4%が継続するとす
れば、2012年に470兆円だった日本の名目GDPは20年
後の2032年には2190兆円になる。

国民の合意が得られ、政治家にやる気があれば不可能な夢
物語ということではなく、実現可能である。

要は使途をバラマキや既得利権に沿うものではなく、日本の
将来構想実現に役立つものに集中投資することである。

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posted by ドクター国松 at 10:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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