にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2012年11月27日

日本企業は業績悪化というとすぐに従業員のリストラに走るが、それでは何も解決しない。

パナソニックやソニー、シャープといったかっては日
本を代表していた企業の業績が大幅に悪化している。

日本人としてはこれらの企業に起死回生の復活を期待
したいのだは、残念ながらそうはなりそうもない。

シャープの社長はこの危機に際し、断腸の思いだが今
やらないと次の成長はない。上期に膿を出しながら下
期から再生する不退転の決意で臨むと人員削減につい
て語った。

人員削減を強行すれば再生も再成長も実現できる、と
受け取れる発言である。


しかし、そう簡単にいくはずがない。人を減らすだけ
で企業が再生も再成長もできるなら、多くの日本企業
がとっくに再生し、再成長の道を歩み始めているはず
である。実際は、そうなっていない


むしろ、せっかくの日本企業の技術が従業員と共にラ
イバルである韓国や中国の企業に流出し、日本企業の
技術優位性は失われていく。

いくら法律で縛ってもリストラで解雇した従業員による
技術流出は防げられない。彼らも生きていかなくてはな
らないからである。

また、リストラによる失業者の増加は需要を国内需要を
減少させ企業の収益環境を悪化させている。

日本企業が不振なのは、商品の魅力でアップル等の世界
企業に劣り、生産コストでサムソン等に劣るからである。

日本企業は今やリストラではなく、経営力で復活を図る
べき段階である。

はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック