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2012年11月15日

嘘と裏切りで帰属する組織を破滅させる野田佳彦

民主党の議員は2011年の代表戦で、従来消費税引き上げ
に反対し、大きな声で増税反対の辻説法を行った過去をもち
ながら、財務大臣就任後はすっかり増税派に転向した野田
佳彦を代表に選任した。

野田なら解散はしないと期待したからである。

代表になり、首相に就任した野田佳彦が最初におこなったの
は、脱官僚を唱えた民主党が廃止した事務次官会議の復活
であった。

官僚政治からの脱却は影を薄め、自民党以上の官僚依存を
実現した野田は、次々と民主党のマニフェストと反対のことを
行い、国民の民主党に対する不満と不信感を増幅していった。

今回、今選挙すれば誰も民主党に票を入れないという絶妙の
タイミングで、自分が「嘘つき」と本当のことを言われるのを嫌
い、民主党が大敗北し崩壊することを十分に理解した上で解散
を決断した。

民主党を解体し、自分の派閥だけが自公と連携し、その地位を
保持するための大博打である。

あわれ、民主党は確信犯の嘘つき男を代表に選任したばかりに、
次の総選挙で敗北し、解体されてしまうのである。

このことは忘れてはいけない教訓である。

口のうまい嘘つきだけは指導者に選んではいけない。身を滅ぼ
すもとである。


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posted by ドクター国松 at 10:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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