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2012年11月06日

配偶者控除の廃止見送りは正しい判断

政府・民主党は、専業主婦のいる世帯の所得税を軽くする
配偶者控除について、2013年度税制改正での廃止を見
送り、当面は継続する方針だ。

衆議院選を控え、主婦層の反発を恐れたことによる選挙
対策ではあるが、その決定自体は間違っていない。

配偶者控除が廃止され収入が減少することにより、生活に
余裕の無い専業主婦家庭は仕事を捜さざるをえなくなる。

日本経済のためには女性の職場進出を促進するという建前
ではあるが現実の日本社会では、男も女も良い仕事を見つけ
られず失業者か、低賃金労働者に甘んじている。

この状況で折角家庭内に収まっている主婦を新たな競争相手
として社会に供給するメリットは何もない。

さらに言えば、どんなに保育所等を整備しても、母親以上の
子育てをすることは不可能である。

少子高齢化を脱し、健全な子供を育てる上において、専業
主婦が働く女性に勝ることは否定できない。


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posted by ドクター国松 at 11:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 人口減少の阻止 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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