・学校法人審議会の答申を覆し、来春開校予定の3大
学の設置申請を不認可とした。ルールを無視した判断で、
到底認められない。」と言っているが間違いである。
日本の政治システムの意思決定の問題は、官僚が自分
の御しやすいいわゆる有識者とやらを審議会や委員会
のメンバーに任命し、有識者の意見に基づいたという形
式を整え官僚の都合の良い政治決定を行うことである。
結果、国民から選ばれた政府の意思を代弁する大臣は
多くの場合意思決定の当事者ではなくなっている。
つまり、日本の政治システムでは大臣は飾りにすぎず、
省庁の意思決定多くは官僚がしきっている。
この手品のタネが審議会や委員会という制度である。
一般国民から見てトンデモナイ人物が論功行賞で大臣
に選任されるのは、大臣に実質的な権限が与えられず
誰がなっても影響がないからである。
大臣ポストが実権を伴うものになれば、大臣には本当
に能力のある人物を選任せざるをえなくなり、そのこと
が国民のための政治の実現に一歩近づくことになる。
田中大臣が審議会の決定を覆し、大臣権限をふるうこ
とはその意思決定が正しいか否かに関係なく、日本の
政治システムの改善に寄与する。
頑張れ真紀子、民主党の最後お花火として見せ場をつ
くろう。
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