る離島防衛訓練が、日本の要請で中止されたことについて、
先週来日したアメリカのキャンベル国務次官補が外務省幹
部に、「理解しかねる」と強い不快感を示していたことがわか
った。
外務省側は、中止の理由を「高度な政治判断」と説明し、尖
閣諸島をめぐり、対立が激化している中国への配慮を示唆
している。
アメリカ外交筋は「中国をけん制するための訓練なのに、本
末転倒だ」と疑問を投げかけているが当然のことである。
中国が尖閣を占領するのを躊躇うのは日本のバックにアメ
リカの軍事力があるからにすぎない。
その効力を自ら削ぐような行動は愚挙としかいいようがない。
平和ボケした外務省の連中は、外交というとパーティでバカ
高いワインや料理を食べて相手のご機嫌伺いをすることしか
思いつかないらしい。
本当の外交とは武器を用いないケンカであり、相手の顔色をう
かがうことではない。
今更野田のガマガエル内閣に何を言っても仕方がないが、次の
政権はどこであれ、外務省のバカゲタ外交政策とは別の、本来
の外交戦略を駆使して日本の国益を守ってもらいたいものである。
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