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2012年11月01日

第三極は結集を急ぐ必要はない。

石原氏が都知事を止め、第三極の大連合を目指して国政
に進出すると言って以来、マスコミを中心に第三極の結集
の成否が一大事であるかのような報道姿勢が目に付くが、
あわてて第三局が結集する必要は何もない。

それどころか、自らの主張をあいまいにして結集すること
は、むしろ野合として国民い忌避される可能性が高い。

自民党にしろ、民主党にしろ、政権獲得のために、重要な
政策について全く異なる意見を持つ者が同一政党内に属
しており、そのことがわかりにくい決定できない政治の原因
となっている。

国民が新政党に期待するのは、決定できるわかりやすい
政治であり、その実現のためには政党内に異分子を含まな
いことが必要条件である。

現在、第三極と言われる政党は、重要な政策についてかな
り異なる意見をもっている。現時点で彼らがその対立項目
に目を瞑りあいまいなまま政権をとったとしても、自民・民主
の二の舞である。

むしろ、彼らはその政策の違いを鮮明にしたまま選挙に臨む
べきである。そうすれば、国民が政策面で何を望んでいるの
かを理解できる。

第三極が結集作業に入るのはその後でいい。別に組織が一
つにならなくても、政策の一致する面で協力すればいい。

自民・民主に代わる政党が政権を獲るのは次の次の選挙で
いいそれまでの間に、国民に自らの政策を徹底的に理解さ
せ支持を得る努力をすべきである。

戦後60年続いた政権をtるためだけの政党から政策を実現
するための政党に脱皮するには最低二回の選挙は必要である。

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posted by ドクター国松 at 13:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の政治システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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