に進出すると言って以来、マスコミを中心に第三極の結集
の成否が一大事であるかのような報道姿勢が目に付くが、
あわてて第三局が結集する必要は何もない。
それどころか、自らの主張をあいまいにして結集すること
は、むしろ野合として国民い忌避される可能性が高い。
自民党にしろ、民主党にしろ、政権獲得のために、重要な
政策について全く異なる意見を持つ者が同一政党内に属
しており、そのことがわかりにくい決定できない政治の原因
となっている。
国民が新政党に期待するのは、決定できるわかりやすい
政治であり、その実現のためには政党内に異分子を含まな
いことが必要条件である。
現在、第三極と言われる政党は、重要な政策についてかな
り異なる意見をもっている。現時点で彼らがその対立項目
に目を瞑りあいまいなまま政権をとったとしても、自民・民主
の二の舞である。
むしろ、彼らはその政策の違いを鮮明にしたまま選挙に臨む
べきである。そうすれば、国民が政策面で何を望んでいるの
かを理解できる。
第三極が結集作業に入るのはその後でいい。別に組織が一
つにならなくても、政策の一致する面で協力すればいい。
自民・民主に代わる政党が政権を獲るのは次の次の選挙で
いいそれまでの間に、国民に自らの政策を徹底的に理解さ
せ支持を得る努力をすべきである。
戦後60年続いた政権をtるためだけの政党から政策を実現
するための政党に脱皮するには最低二回の選挙は必要である。
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