、景気後退の深刻化でスペインの財政に対するリスクが高
まっているとして、同国の長期信用格付けを投資適格級で
は最下位の「BBBマイナス」に、2段階引き下げたと発表し
た。見通しは「弱含み」で、投機的水準に転落する恐れがあ
る。
スペインは完全に国際金融マフィアの必勝パターンにはめら
れている。
まず、債務を材料に財政危機を煽り、格下げをチラつかせ、
遂には格下げを実施する。
本来放置しても何の害もない国の債務に対し、財政健全化病
に取りつかれ過敏に反応するEU財政当局の圧力が味方する。
結果、スペインは緊縮財政に追い込まれる。
当然、緊縮財政を実施すれば経済が縮小し景気が後退する。
今回はその景気後退を材料にさらなる格下げを行ったもので
ある。
これで、さらに通貨や株価、債券の下落げが期待できる。
最初に財政危機を煽る前に空売りを仕込んでおけば、何度
もおいしい汁を得ることができる。
国際金融マフィアにとって、財政健全化症候群は最大の利益
の源である。
IMFが邦銀の国債保有に懸念を表栄したのは、国際金融マフ
ィアが次のターゲットとして日本を選ぶための布石である。
地銀がIMFの懸念表明を受け国債売却に舵をきれば、国債
が下落しやすくなり、国際金融マフィアの日本国債への攻撃
が成功する可能性が高くなる。
はげみになりますので、クリックをお願いします