尖閣をめぐる中国の攻勢はまだ止む気配はない。
1000隻もの漁船が実際に到着するか否かは不明だが、
その可能性は否定できない。
もし、本当にそれだけの漁船が領海内に入ってきたら、その
対応は海上保安庁には不可能である。
当然、それを補完するために海上自衛隊の出動準備をすべ
きである。
漁船1000隻の領海侵犯になすすべもなければ、実質的に
尖閣は中国に占領されてしまう。
中国人民解放軍内で、日本の自衛隊が尖閣諸島に出動した
場合、軍事行動を辞さないとする発言が相次いでいるが気に
する必要はない。
領海侵犯に対し、警察力で対応できない事態が生じれば軍隊
がでるのは世界の常識であり、批判される筋合いのものでは
ない。
現在、アメリカは尖閣の領土問題に対しては中立だと、本来
日本に尖閣を返還した責任者であり、同盟国としてはあるま
じき対応をとっているが、一方で日中が尖閣で戦闘状態に
入ればそれは日米安保条約の範囲だとも断言している。
もし、日本が警察行動の補完として自衛隊を投入した時に
中国が軍事行動に出れば、当然日米安保条約は発動される
ことになる。
アメリカが本当に頼れるパートナーか否か、中国がアメリカとの
戦争を覚悟してまで尖閣をとりに来るか、確認する機会でもある。
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