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2012年09月11日

復興を妨げる宮城県、気仙沼市の杓子定規な官僚的対応

宮城県の水産加工業の復興が一向に進まない。最重点漁
港であったはずの気仙沼でもその遅れは顕著である。

岩手県では被災した108漁港すべてを平成28年度までの
6年間でみな震災前の状態に復旧させる方針を示し、基幹
産業の漁業を復興させることが重要だという考え方を鮮明
にし、着々と復興が進んでいる。

しかし、宮城県では漁業者や漁協が立ち直れるような支援
策が放置されたまま、村井知事が漁業権の民間開放や漁
港集約を叫びはじめ、漁業者の猛烈な反発を招いて、対立
が激化していた。

また、村井知事は「漁港を3分の1から5分の1に集約する」
と表明し、「選択と集中」といってふるいにかけてきた。

しかし、結果はというと、優先的に復興させる主要港であった
はずの気仙沼においても非現実的な建築制限のために復興
が大幅に遅れている。

中小の漁港を排除し主要港に集約するといういかにもコンサ
ルタントの好みそうな立派な計画を作ったが、予算の獲得が
送れ、一向に復興が進まず、それでも建築制限を緩めず民間
主導の復興を妨害し続けた。

いざ国の予算が下りた時には業者が払底しており、復興が進
められないという体たらくである。如何にも現実を無視した絵に
描いた餅である。

可哀そうなのはこんな無能な指導者に率いられた宮城県の漁民で
ある。

この官僚的対応を見て、最初知事が官僚出身者だからか、と思った。

確かに宮城県知事 村井 嘉浩は防衛相出身の 官僚であった。
しかし、うまくいっている岩手県知事 達増 拓也もまた外務官僚
出身である。

官僚出身だから官僚的ということもいえない。

しかし、二人には大きな違いがあった。
村井 嘉浩は松下政経塾出身
だったのである。

官僚経験しかなく、政治お知識だけを詰め込み、実感として
庶民生活を感じることなく政治家になった者の典型的な失敗
である。



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posted by ドクター国松 at 10:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 官僚政治からの脱却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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