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2012年08月20日

日本企業経営者はそろそろ中国から工場を移転すべき時期にきていることを理解する必要がある。

中国では2010年以来、各地で労働紛争が多発している。

中國の発展により生活が豊かになるにつれ、労働者の要
求水準も高くなっている。

また、労働者の世代が変わり、教育を受けた世代が中心
になるにつれ、黙って我慢するのではなく不満があれば
要求するようになってきている。

ところが、労働者としての中国人の水準は他のアジア諸
国と比較し高いとは言えない。

中國の経済発展の過程で不動産や株で楽して儲けるこ
とを覚えた中国人にとって、言われたとおり真面目にコツ
コツと働くことが要求される工場労働者は魅力ある職業
ではない。

真面目に働き会社を成長させ賃金が上がるのを待つという
ようなまどろこしい方法をとるよりは、デモでゴネルことで賃
金を上げることを選択する、

日系企業に限らず、中国においては労働争議が増加してい
るが、日中間で領土問題が先鋭化すれば、日系企業の工
場がターゲットとして攻撃されるリスクは格段に増加するもの
と予想される。

既に安価な労働力を目的に中国に進出する時代は終わって
いる。市場としての中国を狙うのであれば、日本やアジアの
他の国で生産し輸出する方がリスクが少ない。

これからは、できるだけ早く中國の工場を手じまいし、他に
移転することが経営者の力量の証明である。

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posted by ドクター国松 at 10:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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