家の尖閣上陸とその後の中国当局の発言等、隣国による
日本人の心を逆撫でする行動が目立つ昨今である。
何故、最近になりこのようなことが増えたのだろうか。ネット
ではこの責任を民主党政権に帰する意見が多い。
勿論民主党政権の責任は大きいが自民党政権になればその
ようなことは無くなるかといえばそれは違う。
そもそも、竹島にしても尖閣にしても問題を作り放置してき
たのは自民党である。
竹島を実効支配され、それを放置してきたのも自民党であり、
尖閣の領有権をあいまいにしたまま中国と国交を回復したの
も自民党である。
現在、自民党は憲法改正を謳っているが、長年政権につき
ながら、この不備な憲法を放置してきたのも自民党である。
中韓の攻勢は民主党政権の責任もあるが、日本の国力低下
と中韓の国力向上の結果である。
日米同盟の弱まりも、単に民主党政権の失政に起因すると
見るよりは、アメリカにとっての日本という国の相対的な重
要性の低下が原因とみるべきである。
20年前と比較し、経済分野においてもアメリカにとって日
本の地位は中韓と比較し大きく低下した。
この事実を忘れてはいけない。韓国は当然であるが中国と
日本が対立してもアメリカは自国民を犠牲にして日本に組
することはないだろう。
このことは薄々日本人も感じ始めている。
その結果、中韓が日本に圧力をかければかけるほど、憲法
を改正し日本も軍備を整えるべきだと考える者が増えてくる。
中韓の態度は不愉快ではあるが、憲法改正を支持する層を
増やしてくれていると考えれば、我慢できないこともない。
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