にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2012年07月03日

バカ高い電力料金のこれ以上の値上げは許されない。

あれだけの大事故を起こした東京電力が恥知らずにも電力
料金値上げを申請しているが、これを審査する経済産業省
の電気料金審査専門委員会の審査はどうしようもなく甘い。

まず、人件費については平均年収を従業員一千人以上の
大企業並みの五百五十六万円にするとの東電の申請は妥
当とあらためて判断したが、倒産企業の給与を健全な会社
と比較する神経を疑う。

さらに、料金原価に占める割合の大きい燃料費は、東電が割
高な石炭や石油を購入していることが争点となったが、「他電
力会社と同水準」として妥当と判断した。

こんなバカなことが罷り通るから経済産業省など全く信用でき
ない。燃料については国際市況価格が明確に出ているのだか
ら、全ての電力会社の燃料費計算にはこれを採用するのが当
然である。

後は安く仕入れつか、高く仕入れるかは企業の能力によるもの
であり、電力料金に反映すべきものでない。

また、人件費やその他のコストも純粋に発電事業に関するもの
だけに限定すべきだが、ドンブリ勘定の中で全く無関係な事業の
費用も多く含まれていると考えられる。

また、電力会社の利益に相当する事業報酬については東電は
2800億円を希望しているが、東電の罪を考えれば当面これは
ゼロでもおかしくはない。

そもそも、地域独占を保障された会社の社員や役員が人並みの
報酬を得ること自体不自然であることを理解すべきである。

はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック