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2012年03月05日

日本復興には公共投資が不可欠だが、無駄なハコ物投資を排除できる体制整備が必要

5年間で少なくとも19兆円、10年間では23兆円という復興予
算の総額、これが多いか少ないかには異論があるが、これが
復興に有効に使われるか否かにはかなりの疑問が生じている。

復興の基本はインフラの整備であり、産業の復興である。交通
網が整備され産業基盤を復活し、雇用を生み出す産業を復活
させ住民を戻す。これが復興の第一歩であり復興予算はこの
ために使われるべきものである。

産業が復活して初めて、投資した復興資金も活きることになる。

ところが、復興資金で何をするべきかという指針が明確でない
ため、萬画館のリニューアルであったり、産業に何の寄与もしな
いメモリアルパークの等の箱もの建設で溢れている。

さらには、この際とばかりに何の関係も無いものまで復興予算の
中に紛れ込ませている。

これでは、バブル崩壊後の経済対策の二の舞である。確かにケ
インズは穴を掘って埋めるだけでも経済対策の効果があると言
ったが、同じ資金を投入するのなら生産に寄与する設備やイン
フラ整備に投資する方が投資効果は大きい。

東北は大震災後産業の崩壊による人口流出に苦しんでいるのだ
から、復興資金は何よりも雇用を生み出す産業の復活に寄与す
るものに投資されるべきである。

そしてこの舵取りは出先に基地を置く復興機関が地方の実情を
よく吸収し、組織横断的に権力を集中して全権をもって実行すべ
きものである。

中央官庁の草刈り場になってしまっては東北の復興は難しい。

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posted by ドクター国松 at 10:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大震災からの復興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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