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2012年02月28日

原発事故報告に見る無能な指導者の弊害

民間の有識者でつくる「福島原発事故独立検証委員会は27日、
東京電力福島第1原発事故の調査報告書を発表した。

報告書は、直接事故対応に乗り出した官邸の現場介入が「災
害の拡大防止に役立ったかどうか明らかでなく、無用の混乱と
事故がさらに発展するリスクを高めた可能性も否定できない」
と批判。菅氏が原発事故の初期段階以降も他の閣僚や事務
レベルに適切な権限委譲を行わず、引き続き直接的な関与を
続けたことへの批判も指摘されている。

報告書によると菅氏が東日本大震災発生翌日の3月12日早朝
、東京電力福島第1原発を視察することに、枝野幸男官房長官
も海江田万里経済産業相他も反対だったが、「言い出したら聞か
ない」(報告書)菅氏は視察を強行する。

さらに、視察に同行した班目春樹原子力安全委員長が現地に向
かうヘリ機中で種々の懸念を説明しようとしたが、菅氏は「俺は基
本的なことは分かっている。俺の質問にだけ答えろ」と聞く耳を持
とうとしなかった。

 菅氏が原発事故の初期段階以降も他の閣僚や事務レベルに適
切な権限委譲を行わず、引き続き直接的な関与を続けたことへの
批判も指摘されている。


 「政府と東電の統合本部の士気を低下させるから、なるべく菅さん
が出てこないように言ってほしいと何人かから頼まれた」
これは官邸スタッフの言葉だ。

 報告書は「菅首相の個性が政府全体の危機対応の観点から
は混乱や摩擦の原因ともなったとの見方もある」と指摘する。

(以上は、産経ニュースから抜粋)

日本の指導者選出システムとして議員内閣制が不適格である
ことは、最近の粗製乱造された首相で証明されている。

特に非常時に菅のような「人物が指導者では致命的である。

有能な人物を選出し、無能な人物を排除する指導者選抜シス
テムを整備しないと日本はこれからも衰退することになる。

首相公選制は一つの解決策である。

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posted by ドクター国松 at 13:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 危うい日本の民主主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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