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2012年02月20日

民主主義が正常に機能するには住民エゴを排除する仕組みが必要

もうすぐ大震災の発生から1年になろうとしているが、被災地の
復興は大幅に遅れている。

その最大の原因がガレキ処理の遅れである。放射能を含んだ
ガレキの処理方法について未だに具体的な方針を提示できな
い無能な民主党政権の責任が最も重いが、それと同じくらい
責任があるのが、ガレキ受け入れに強硬に反対する各地域の
国民の地域エゴである。

被災地の復興にはガレキ処理が必要なことは理解していても、
自分の近くでそのガレキが処理されるのは嫌だというエゴである。

勿論、放射能に対する不安は理解できる。さらに度重なる政府
のまずい対応が政府への信頼感を失なわせていることも理解
できる。

しかし、何が何でも反対という姿勢は許されるものではない。ガ
レキの放射能測定方法、処理方法が打倒であれば、それを
受け入れるのは同じ日本国民としての義務である。

ガレキにかかわらず、廃棄物処理施設や火葬場等、絶対に必要
だが、あまりきてほしくない施設にたいしては、地域住民の反対が
つきものである。

この反対を全て認めていては、民主主義政府は機能しない。こ
のような事案については、その施設をその場所に設置する必要
性と反対する理由を客観的に判断し決断を下す第三者機関を
設置し、そこに決定をゆだねる等の方法を検討すべきである。

いつまでも地域エゴを許容し、ガレキの処理もできないようでは、
日本という国は立ち直れない。

私は石原都知事はあまり好きでないが、ガレキ受け入れの判断に
ついては全面的に支持する。反対するような奴はバカやろうであり、
軽蔑に値するエゴイストである。

他の府県知事がバカやろうなエゴイストの反対を無視して一刻も早く
ガレキ受け入れの決断をすることを希望する。

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posted by ドクター国松 at 14:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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