にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2012年02月14日

それでも年金制度は必要

年金制度に対する風当たりが強い。特に1960年生まれ以降
全ての世代が損をするという試算がテレビでセンセ−ショナル
に流され若者の被害者意識を刺激している。

年金制度など止めてしまえという極論がよく聞かれるようにな
っている。しかし、これは短絡的なヒステリー反応である。

年金制度は高齢者にとって必要なことは言うまでもないが、そ
れ以上に今の若者にとって必要な制度である。

今は若いが、いずれ年をとる。今の老人は高度成長時代やバ
ブルの時代を経験し、そこそこの蓄えをもっているが、今の若
者は生活に追われ、十分な蓄えをする余裕がない。

このまま年をとって老人になったときに年金制度が破たんして
いれば、彼らの未来は一層悲惨なものとなる。

現在の年金制度は多くの問題を抱えているが、その対策は年
金制度を破壊してしまうことではなく、自分たちが高齢者になっ
た時にセーフティネットとして機能できる年金制度を構築するこ
とにある。

品性下劣なマスコミはいたずらに世代間の憎悪を煽るような記
事を垂れ流しているが、そんなものに迷わされることなく、冷静
に考えるべきである。


はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 21:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 年金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック