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2012年02月09日

危険なEUの財政再建至上主義

EUから強制された緊縮財政をめぐってギリシャが荒れている。
今回のユーロ危機への処方箋として、EUはドイツ主導で緊縮
路線をひた走り、投機資本のターゲットになった国に強制
している。

デフレ不況期に緊縮財政を強行すれば、景気後退に陥ること
は既に大恐慌前に実証済みであるが、EUの政策当局には
その危険性は眼中に無いらしい。

ギリシャは大幅な緊縮策を受け入れざるをえない状況に追い込
まれているが、これを受け入れたところでギリシャの問題は解決
しそうもない。

ギリシャでのデモが報道されているが、その様子を見れば、政府
が緊縮策を実施してもそれ以上に経済が低迷し、税収が減少す
るのは明白である。

結果的には、ギリシャがEUの指示通り緊縮策を実施しても、ギリ
シャの財政危機はより悪化し、EUがギリシャを丸抱えするか、見
放すかの選択を迫られることになるだろう。

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posted by ドクター国松 at 10:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 財政健全化という病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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