中身を見ると何の改革にもなっていない。
第一に前jから言っていることだが、物価上昇の時に
年金支給額を上げることと、物価下落時に年金支給
額を下げることは本来別物である。
しかし、財源不足を理由にこれを実施するにもかか
わらず、65万円以下の年金層に意味の無い増額を
して
いる。この層は年金だけでは生活できないので1万
程度上乗せしても何の意味もなく財源の無駄遣いで
ある。
また、医療費負担については70歳以上と未満を区
別する合理性はない。共に年金生活者であれば条
件は同じであり、65歳以上が3割負担が打倒とす
るなら70歳以上も3割負担にすべきである。
一番の問題点は公務員の共済制度の既得権を残
したことである。厚生年金は税金の支援を受けてい
ないが、共済年金は毎年300億円の税金支援を受
け、好条件の年金を受けている。
これを解消することなしに、社会保障改革などあり
えない。
民主党は再度選挙の洗礼を受けて出直すべきで
ある。
民主党を捨石とする官僚の戦略に乗ることは民主
党だけではなく、日本国民にとって利益にならない。
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