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2011年12月12日

政治を国民に取り戻すには首相の直接選挙が不可欠

自民党時代もそうだったが、民主党政治になっても
国民の政治に対するイライラはつのるばかりである。

鳩山、菅、野田と続く民主党内閣でよりはっきりとし
たことだが、折角政権交代を実現しても、日本では
国民の意思が政治に繁栄されないことが実感される。


この原因は議員内閣制という政治システムの欠点
にあることは明白である。


議員内閣制では国民は国会議員を選ぶことはでき
ても、実際に政治を行う総理大臣を選ぶことはでき
ない。


その結果国民の意見は軽視され政治に反映され
ない。

これを解消する唯一の方法は政治指導者を国民の
直接選挙で選ぶことである。


そうなれば、国民の納得を得ないまま国民負担を
増加させることは、今よりはるかに困難になる。


直接選挙で選ばれた首相と国会、天皇との関係を
どうするかは検討の必要があるが、これについては
別途整理したい。

また、人気だけが先行し能力の無い者が政治指導
者に選任されるリスクが指摘される。

タレントが簡単に議員や知事になれる現状からみて
このリスクはかなり高いと思われる。

しかし、これについては立候補条件を厳しくすること
で防ぐことができるだろう。

例えば立候補の条件として、国会議員20人以上の
推薦または、知事3人以上の推薦等を条件とすれば、
政治的に全く素養の無い者が立候補し首相に選ば
れることは防ぐことができる。


さらに、立候補時に財務大臣、経済産業大臣、防衛
大臣、外務大臣候補者を明示して立候補することを義
務づければ、財政、経済、防衛、外交という国の重要
政策に対する対応能力を選別の参考にすることがで
きる。

国民の意思が政治に反映され、国民が政治に絶望し
ない政治体制を確立しないと、歴史の浅い日本の民
主主義は長続きできない可能性が高い。国民の政治
不信は今非常に深刻な状況にある。


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posted by ドクター国松 at 14:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 首相公選制 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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