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2011年11月20日

ヨーロッパの経済崩壊に巻き込まれない対策を考えるべき

ヨーロッパの金融危機はギリシャからイタリア、スペ
イン、さらにはフランスに広がる勢いを見せている。

ECBや政策当局が各国の財政健全化に拘ってい
ることが投機的資本に攪乱のチャンスを与えている。

頑ななECBはプライマリーバランスが黒字のイタリア
に対しても、国債を買うことはイタリアの財政健全化
の妨げになるとして、金利上昇を放置している。

このまま放置すれば、イタリアだけでなく、スペイン
フランスも金利上昇で資金調達に支障をきたす危険
性が生じる。

そうなれば、ユーロは崩壊し、ヨーロッパは未曽有の
混乱に陥ることになる。

大方の見解は、ECBは国債買い入れに追い込まれ、
結果的にヨーロッパの危機は回避されるとみているが
ECBやドイツの頑迷さは、1929年と同様の失敗を引
き起こす可能性は否定できない。

過去において世界中で大量虐殺をおこなったヨーロッ
パが自滅するのは勝手にすればいいことだが、リー
マンショック時のように日本が巻き込まれ被害を受ける
ことはできるだけ避けたいものである。

政策当局には日本への波及をできるだけ少なくする
方策を考えてほしいものだが、無能な日本の政策当
局にはあまり期待できない。

しかし、ヨーロッパが衰退し取るに足らない存在にな
れば、過去彼らに搾取され殺されたアメリカやアフリ
カ、アジアに存在した多くの原住民にとって何よりの
鎮魂歌になるだろう。

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posted by ドクター国松 at 21:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 財政健全化という病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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