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2011年11月10日

財政健全化という教条主義を放棄しない限り世界経済は崩壊する。

ギリシャが少し一段落したと思えば、次はイタリアが
大混乱になっている。

イタリアの借金は多いとはいえ、GDPの120%程度
にすぎず、プライマリーバランスはプラスであり、危機
的状況にあるわけではない。

問題はEU当局の財政健全化教条主義にある。不必
要に厳しい水準を健全と定義しており、その基準を満
足できる国はドイツぐらいしか残らない。

それ以外の国は財政的に不健全とし改善を要求する。
しかし、実際問題を解消するには10年単位の時間が
必要である。

その隙をヘッジファンド等の投機資本につかれている
のが今回のユーロ危機の実態である。

財政健全化の基準を緩和しない限り、投機資本のター
ゲットは無限に広がり、EUがどんなに資金をつぎ込ん
でも問題は解決しない。

格下を行い、国債を売却し混乱を煽り危機を作り出す
手口はイタリアで成功すれば次はスペイン、フランスと
ターゲットを拡大し、EUが崩壊するまで止まらないだ
ろう。

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posted by ドクター国松 at 10:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 財政健全化という病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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