めている。
格付会社はギリシャ国債の格下げを下げるだけでは
なく、ギリシャ国債を所有する金融機関に対しては
格下げをちらつかせている。
金融機関は本来自分の裁量で、実力に応じリスクの
ある債券を保有できるのだが、格下で脅されては、ギ
リシャ国債を保有できない。
EU当局や欧州諸国がどんなに支援しても、これでは
ギリシャは必要な資金を調達できない。
格付会社が意図的にギリシャの破たんを狙っていると
しか思えない。
では、何故格付会社はギリシャを破綻させたいのか。
その裏にヘッジファンドを含む国際金融機関の存在
がある。
ギリシャを破綻させれば次はポルトガル、スペインと
金融市場を揺さぶる材料に事欠かない。金融市場が
荒れれば荒れるだけ彼らが儲けるチャンスは増す。
いまや、世界の国際金融機関は世界経済の破たん
という危険なテーブルの上でポーカーに興じている。
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