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2011年09月09日

日本に強いリーダーが必要な理由

歴史には強いリーダーが必要な時代とそうでない時
代がある。

敗戦直後を除き、長い間日本には強いリーダーは必
要なかった。外交、軍事はアメリカに任せ、日本はそ
の傘の下でひたすら経済発展に努めていればよかっ
たからである。

経済発展にしても、すでに欧米で実用化された技術の
導入と改善、勤勉で質の高い日本人労働者の献身で
実現されたのであり、強いリーダーシップの出番はなか
った。


しかし、現在は事情が異なる。

東西対立の時代、日本は軍事的にはアメリカに依存し
ていたが、その経済力は西側陣営にとって重要であり、
アメリカにとっても非常に重要なパートナーであった。

東西対立が終わった現在、アジア地域は様変わりした。
韓国、台湾、中国をはじめ、多くの国が工業化に成功し、
アメリカの貿易相手という点でも日本は以前ほど重要
な国ではない。


一方、アジア地域における日本の立場は微妙である。
韓国や中国は日本の経済援助や技術援助で工業化
することに成功したが、両国とも反日的な態度を持ち
続けており、領土問題での対立は先鋭化しつつある。


東アジアで日本が安定的に存在するには、近隣の諸
国、特に韓国、中国と安定的な関係を築くことが不可
欠である。

それには国内の意見を集約し対韓。対中、北朝鮮外
交を展開できる強いリーダーの存在が不可欠である。


また、内政問題においても厳しさは増している。
経済は20年以上成長していないばかりか、少子高齢
化は進行し、大震災、原子炉事故と災害が続いた結
果、失業者数は戦後最悪の60万人レベルに達してい
る。

このまま、政府が無策を続ければ日本経済はさらに急
速に縮小し、失業者数は加速度的に増加し財政・社会
保障の破たんで日本社会が崩壊することも十分にあり
うる。

今こそ、強いリーダーシップを発揮し、日本をこの危機か
ら脱出させるリーダーの存在が必要である。

しかし、日本の政治制度は個人の能力に関係なく、政治
指導者にリーダーシップを発揮させないシステムになって
おり、このシステムを破壊しないことには日本は必要なリ
ーダーを持つことができない。


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posted by ドクター国松 at 21:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 強いリーダーの実現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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