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2011年08月23日

野村の株価が象徴する日本経済の異常な低迷の真実

野村の株価が最安値を更新しているが、これほど
今日の日本経済の低迷を象徴しているものはない。

日本の名目GDPは20年以上成長していないが、
その原因は株価を異常な低迷に放置し続ける
日本の政策当局の無能にある。

1989年末の日経平均の最高値39千円は確か
にバブル期につけた異常値である要素が強い。

しかし、1988年1月初めでも日経平均は2万円
台であった。
驚くべきことに同時期アメリカのダウは2015ドル
に過ぎなかった。

ダウは現在下落して10000ドル台だが、日経平均
は9000円を下回っている。

アメリカでは株価は当時の5倍以上だが、日本は1/2
以下に放置されているのである。

日本の当局は数えきれないほどの失敗を繰り返して
きたが、最大の失敗はいまだに株価をこの低水準か
ら脱却させられないことである。

日本の資金や企業が海外に流出し、日本が空洞化し
低迷し続けているもっとも大きい要因はここにある。

日本の財務省、日銀の無能の罪はあまりにも大きく、
1990年以降の責任者は百回死んでもその責任を負
いきれないほど罪深い。

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posted by ドクター国松 at 10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済成長の実現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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