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2011年07月24日

やはり表面化した北欧高福祉社会の矛盾

 ノルウェーの首都オスロ中心部での爆破と近郊の
島での乱射で90人を超す死者が出た。

犯人はどうやら反移民思想を持つ右翼主義者らしい。

日本ではスウェーデンやノルウェーの北欧諸国は
高福祉の理想国家のように思われているが、その
内部の矛盾は深刻であり、今回はその矛盾が表面化
したものと思われる。

これらの国家では国民、移民を問わず高福祉が実現
されているが、

企業負担を引き上げれば他国に本社や工場を移され
るため、他国との競争上企業負担はあまり上げること
はできない。

高福祉を必要としない大金持ちはもっとも負担が少な
い国に本拠を移す。

移民は所得が少ないため多くの負担はできない。

その結果、負担はすネイティブのノルウェー人中流
階級に集中する。結果、いくら働いても豊かにはな
れず、彼らの負担の多くが移民のために費やされ
ることに不満をくすぶらせる層が増加している。

国民の所得のほとんどを国家が吸い上げ、それを
国民のためではなく、移民のために使っていると多
くの国民が不満を顕在化させることになれば、北欧
型の福祉制度は崩壊への道を歩むことになる。

同様の問題は、繁栄しているドイツにとっても他人事
ではない。

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posted by ドクター国松 at 16:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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