の巨人が、市場での存在感を増している。
16年連続の増配も決め、業績は絶好調である。
元々IBMは汎用コンピューター分野でのトップメーカー
であったが、コンピューターの主力が汎用コンピュータ
ーからワークステーションやパソコンに移行しネット分
野の進歩が進む過程で、一時的に日本メーカーの後
塵を拝することになった。
しかし、その後の情報分野の急激な変化に対応し、
2005年にパソコン事業を撤退、利益率の高いソフト
ウエア事業への大胆な集中を行った。さらに、、新興
企業への投資、自社の強みを発揮できる分野への小
規模M&Aの実行の繰り返し、新興国へのグローバル
展開を通じて成長を続けてきた。
将来的についても方針が明確であり、スマーター・プ
ラネット(情報技術による食や環境対策、エネルギー
の効率化)、事業分析、クラウドという新たな戦略分
野で成長が加速している、と自信を見せている。
富士通、NEC等の日本企業が将来ビジョンを明確に
示せず、業績低迷に甘んじているのと大違いである。
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