アメリカでも日本でもなくイタリア危機だと言う。
このイタリア危機とやらはなんだろう。7月11日に
突然脚光を浴びたが、実際問題イタリアに何か
あったのだろうか。
何もない、それまでと目立って変わったことは何も
ない7月11日であった。
ただ、突然イタリアに対する不安にかられたのである。
以前から、ギリシャの次は、ポルトガル、それがスペ
インやイタリアに飛び火したら大変だと言われてきた。
その不安をあおるように格付機関は突如ポルトガル
国債の格付けを大幅に下げ、金融担当者の恐怖をあ
おりユーロ危機を演出した。その直後に突然イタリア
に対する懸念が表面化した。
突然、自然に世界中の投資家がイタリアに不安を感じ
家事めることはありえない。不安心理をあおる勢力が
背後にいたことは間違いない。
大成功である。国際金融資本は今回もユーロ危機を
演出し大儲けすることに成功した。
彼らにとっては、国際経済や国家の安定など関係ない。
うまく、準備し事前に仕込んだ上で金融危機を煽り、大
儲けできればいいのである。その渦中で民衆がどんな
に被害を蒙っても何でもない。
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