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2011年06月21日

日本経済ばかりか、日本の民主主義も危機に陥れる菅の定見無き粘り腰

政府・民主党は20日夜、菅直人首相と岡田克也幹
事長ら幹部が首相公邸で約2時間にわたって協議し、
首相の退陣時期について最終調整に入ったが、菅
首相は再生エネルギー法案成立にこだわっており、
これに応じない。

一方野党は退陣の条件に再生エネルギー法まで
含めることに反発している。

元々、菅総理は再生エネルギー法に関心などなか
ったのだから、先延ばしのための口実としか思えな
い。

税と社会保障の一体改革といい今回の再生エネル
ギー法といい、国民は誰も菅総理には期待していな
い。復興に全力を注ぎ込んでほしいのである。

しかし、菅総理は政権にしがみつくばかりで復興へ
の努力は全く目に見えてこない。

国民のイライラはつのるばかりだが、内閣不信任案
カードはまぬけな鳩山と民主党の裏切り者のせいで
不発に終わり、もはや菅総理を本人の意思に反し
退陣させる方法がないのが現状である。

これは非常に危険なことである。もともと民主主義政
権が安定している所以は、気に入らない政治家を選
挙で排除できるからである。民主主義以前の政治制
度では権力者を排除する方法はクーデターか暗殺以
外になかった。

今菅総理は自らを民主主義以前の権力者の立場に
おいてしまっているリスクを考慮すべきである。

政治の無策と自らの無力さに直面し、国民の多くは
民主党政権に失望しているだけではなく、民主主義
政治に対しても信頼を失っている。

民主党議員に対しては次の選挙で全員を落選させる
ことで憂さをはらすことはできても、そこまで放置して
いては日本経済は致命的なダメージをうける。

この局面を打開する方法はただ一つである。菅総理
が辞めないなら、民主党議員が全員離党すればいい。
一見非現実的だが、不可能な話ではない。少なくとも
党内でぶつぶつぼやいているより、すっきりと離党す
べきである。

そうなれば、いかに厚顔無恥な菅総理も政権にしが
みつくことはできないだろう。

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posted by ドクター国松 at 14:03 | Comment(3) | TrackBack(0) | 民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
始めてレスさせております。

>>内閣不信任案カードはまぬけな鳩山と民主党の裏切り者のせいで
不発に終わり、もはや菅総理を本人の意思に反し
退陣させる方法がないのが現状である。

かねてから疑問に思っているのですが、
マスコミでも同様に「もう手段がない」という論調ですが、

確かに内閣不信任案は否決されましたが、
内閣信任案はまだ提出されていませんよね?。
現在は民主党としても退陣を迫っているわけですから、
民主党が内閣信任案をだせば良いのではないでしょうか?
現状ならば民主党の大半の議員は菅首相の続投を望んでいないのですから、反対票または欠席するのではないでしょうか?。

日本国憲法には
「第六十九条 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。」

とあり、内閣信任案が否決された場合も不信任案同様に解散または総辞職とあります
Posted by ayakaji at 2011年06月21日 16:50
おっしゃる通り内閣信任案の否決でも内閣総辞職が必要です。さらに言えば、会期中に内閣不信任案が一度しか出せないと明文化されたものは何もありません。

しかし、慣例的に否決を前提とした信任決議が決議案として提出されたことはなく、一会期中に同じ議案が二度提出されたことはありません。何故か慣例ばかり重視する国会ではどちらも難しいようです。
Posted by ドクター国松 at 2011年06月21日 20:31
確かに内閣不信任案と信任案は内容が同一であるので、同じ法案と考えられている事は承知しております。
ただ、状況が変われば大義名分が立つのではと思うのです。
例えば、参院で問責決議が可決した場合。
問責に対しての対抗という立場に立てば大儀があるのでは・・。

まぁ、どっちみち民主党に本気で退陣される気があるのか疑わしいですがね。
本気ならば、菅とその側近以外が全員一斉に離党して新党結成すれば良いだけなのですから。
Posted by ayakaji at 2011年06月22日 18:51
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