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2011年06月20日

貿易赤字は一時的なものか?それとも日本崩壊の序曲か?

財務省が20日発表した5月の貿易統計速報(通関
ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた
貿易収支は、東日本大震災の影響により8537億円
の赤字となった。

赤字は2カ月連続。輸出額は、部品の供給不足によ
る生産停滞の影響が続き、自動車や半導体を中心
に10.3%減と3カ月連続でマイナス。一方、輸入額
は、資源高などを背景に12.3%増となった。

今のところこの貿易赤字は一時的なものと捉えられ
ており、それほど深刻には受け止められていない。

しかし、本当にそうだろうか。実は部品不足による
産業への悪影響は相当広範囲に及んでおり、関西
の企業でも操業縮小に追い込まれているところは
少なくない。

既に、リストラや賃金カット等の影響も広まっている。

節電による悪影響が本格的になるのはこれからであ
る。産業界にはさらなるマイナス要因になる。しかも、
短期的に解消される目途は全くたっていない。

能天気で想像力に欠ける国民による節電ムードが本
当に実行に移されれば、ただでさえ不足気味の個人
消費はさらに減少し、日本経済と企業業績にとって
致命的である。

力のある企業が余裕のあるうちに一層の海外展開を
はかるのは経営者として当然の選択である。

このまま政治が無策を続ければ、日本が恒常的貿易
赤字国になるのもそう遠い先のことではない。 

5年もたてば円高の時代を懐かしむことになるだろう。

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posted by ドクター国松 at 10:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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