機構が、2年半前に東京電力福島第一原子力発電所3号機
の原子炉の安全弁の検査を誤った手法で実施し、合格させて
いたことがわかった。
こんなことは少しも珍しいことではない。元々検査する側とされ
る側が馴れ合いであり、徹底的に検査するという姿勢が乏しい。
このことは何も原子力だけに当てはまることではない。金融庁の
銀行検査、農水省の農協検査等すべて同様である。
検査機関が検査される企業と互いに共通の利害関係を有する
ため、どうしても不十分な検査にならざるをえない。
検査機関は監督官庁と無関係な組織にしないといつまでたって
も有効な検査は実施されない。
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