名をなすものだが、現状の様子を見ていると良い予言はで
きそうもない。
経済については勿論、復興についても何も知らないド素人
の五百旗頭が議長を勤める東日本大震災復興構想会議
は財務省の意向を受けあくまでも増税に拘っている。
ここ数日急にマスコミを賑わしている大連立の裏に増税実
現を狙った財務省勢力の意図が見え隠れしている。
かららにとっては日本の復興や経済はどうでもいいが、彼
らの権益を維持する財源としての増税は何が何でも実現
したいのである。
このまま彼らの思惑通りすすめば日本の未来は悲惨である。
増税で一時的に円高になり、企業は国内経済の低迷、電力
不足から、生産や販売の軸足を海外に移す。
経済の低迷から増税にもかかわらず、税収は増加せず、財
政はさらに悪化する。
財政悪化と貿易赤字の定着から、今度は急激に円安が進行
する。しかし、既に企業は生産販売の拠点を海外に移転して
おり、円安は経済活性化に結びつかない。
貿易赤字、財政悪化により円安が進行し、物価が上昇するが、
経済は回復せず、賃金は上昇しない。
結果的に日本の貧困化が進行し、アジアの中の二流国に落ち
ぶれるだろう。
個人的にこの危機を緩和するには、円高の内に国内資産から
海外資産にシフトすべきであろう。
国内預金には魅力はないし、国内企業の成長性にも期待できない。
しばらくは円高のリスクはあるが、10年程度以上の期間でみれば
ドル以外の海外資産、金融商品への投資比率を増加させるべきだ
ろう。それがリスク管理というものである。
はげみになりますので、クリックをお願いします