鳩山は6月には辞めると約束したといい、菅はそんなことは
言っていないという。
この鳩山の余計な裏工作でクーデターは失敗したが、肝心の
菅退陣に関する鳩山の詰めの甘さには驚いた。
この退陣覚書には鳩山だけでなく、北沢防衛相や平野博文元
官房長官が関わっていたらしいと聞いて開いた口が塞がらない。
日本の最高責任者であった元首相、現役の国防責任者である
防衛大臣、政治の要であった元官房長官という本来日本を代表
するはずの政治家が、覚書一つまともに作れず、後から約束した
事実を立証できないような密約しかできない、という事実。
彼らに国を任せていたと思うと背筋が凍るのは私だけだろうか。
こんな能力ではきちんとした外交などできるはずがない。
現在の指導者層も同レベルかそれ以下であることは今回の震災
後の対策をみれば明白である。
日本人は今後二度と彼らのような不適格者を重要な地位につけ
ない政治システムを研究し実現する必要がある。
現在の日本の議院内閣制は民意の反映ができない点、不適格
者が与党内の都合だけで重要な地位につくという点で欠点シス
テムである。
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