にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2011年04月27日

復旧では日本は復興できない

今回の大震災ではインフラの被害だけで25兆円、民間の
被害や放射能漏れの被害を加えれば50兆円近い被害額
に達するが、それに対する政府の対策は金額的に不十分
である。

第一次予算として4兆円程度になりそうだが、その財源には
年金財源の取り崩しまで含めており、このままでは第二次
予算も10兆円程度しか期待できない。

この程度の金額では破壊された公共インフラの復旧にもお
ぼつかない。16万人にも達するであろう被災者はそのまま
わずかばかりの支援をうけ放り出される。多くの被災企業も
倒産に追い込まれる。

阪神大震災の後、港湾設備は復旧されたが、港湾としての
地位は戻ってこなかった。このままチマチマとした復旧に拘
れば、先端的な工業国としての日本の地位は失われ永久
に帰ってこないだろう。

財政再建の呪縛に囚われ、出し惜しみをしていては、復興は
できない。被災企業を新たな企業として生まれ変わらせ、被
災者を生活保護者ではなく新たな納税者として復活させられ
るような思い切った投資がこの際要求されている。

目先の財政に拘り支出を渋っていては、税収も回復せず、多
くの生活保護者を生みだし、結果的に財政はさらに悪化する。

今こそ大胆に資金を投入し、新生日本を生みだすような大胆な
復興プランを実行できる強い政府が必要とされている。


はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大震災からの復興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック