しかし、いざ政権をとると民主党はその無能さを露呈した。
その理由は三つある。
一つは民主党創設者の鳩山、菅の両人がリーダーとしての
資質を有していなかったこと。
もう一つは政権をとる過程で、小沢や自治労勢力という本来
相いれない勢力をその中に取り込んでしまい、統一した政策
を実行できなくなったことである。
最後の一つは、政治家としての経験不足で、十分に官僚勢力
をおさえうまく利用できなかったことである。
結果、選挙で掲げた政策を実行できず、実行してもうまく整合
性をとることができず、国民の期待を裏切ってしまった。
しかし、企業や生産者重視、かつ既得権者を優遇する政策から
生活者としての国民を重視する政策への転換をうったえた民主
党の方針は決して間違っていない。
今また、旧態然とし財務相を代表とする官僚・既得権勢力に取り
込まれた谷垣自民党に政権を委ねることは決して日本の利益に
ならない。
民主党の中には、官僚や、財界、労働組合というような既得権勢
力ではなく国民のための政治を望む人材が多くふくまれている。
次に衆議院選挙があれば、それらの人材は全て民主党議員として
鳩山や菅の失敗の責任に巻き込まれ落選してしまう。
今こそ、新党を結成し、衆議院を解散に追い込み、みんなの党や
自民党内の反既得権勢力と協力し政権を担うべきである。
既に、財務省勢力に取り込まれ復興税を主張するに至ったバカな
民主党主流派や、口を開けば増税を主張する谷垣自民党に政権を
委ねることは今後百年の日本の不幸である。
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