にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2011年04月21日

間違った提言はいらない。OECDは日本の名目成長率アップのための提言を出すべき。

経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長は「欧州の消費
税率は16〜26%。日本はまだ5%で引き上げ余地がある」と
指摘。「消費税は経済に対するゆがみが小さく成長とも整合的だ」
として、消費税増税を軸とする財政健全化策を提案した。

日本の表面的な現象だけを見た誤った提言であり、余計なことで
ある。

欧州は確かに消費税が高いが、その高い消費税がありながら日
本より高い名目成長率を維持している。

提言の中でも言っているように、名目成長率が長期金利を下回る
状況では、一定のPB黒字額を確保しない限り、債務残高が増え
続ける。

日本の問題は名目成長率の低さにある。今消費税を提言に従い
増税すれば名目成長率がさらに低下し、PBの黒字は増税にも
かかわらず維持できない状況になり、縮小経済の悪循環に陥っ
てしまう。

日本の問題は、欧州と比較して低い消費税でありながら、名目
成長率が伸びないことにあり、この問題の解決が無い限り増税
は国民生活の悪化と政治の不安定化につながるだけで、財政
赤字は解消されない。

OECDは増税の提言をする暇があれば、日本の名目成長率ア
ップに結びつく提言をだしてほしいものである。



はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際金融マフィア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック