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2011年03月22日

災害からの復興財源を増税に求める無知な輩

例えば自民党の谷垣とか、第一生命総研の某とか、無知な
輩が、今回の大震災からの復興財源として増税が必要との
バカな意見を垂れ流している。

今回の大震災からの復興資金として20兆円以上の資金が
必要とされている。

この財政難の中どこからその資金をねん出するかは大問題で
ある。しかし、それを平時のように安易に増税で賄うというのは
どうかしてるとしか言いようがない。

大震災の被害は連日テレビで放映されている。この画面の裏
では多くの人が財産を失い、職を失い日々の生活に事欠き、
将来への不安におびえている。また多くの工場が倒壊し、
店舗が破壊され、企業経営者は倒産の危機に瀕している。
また、農家や漁業者は放射能被害で生活基盤を奪われつつ
ある。

こんな彼らに、さらに増税というムチを与えることが日本の復興
に結びつくと考えるとはどういう神経をしているのだろうか。

日本経済の状態を見ればいい。東北の工場崩壊で日本産業の
機能喪失は決定的である。さらに、停電が日本経済の需要と供
給に深刻な影響を与えている。

国民の消費意欲は大きく低下し、消費需要の低迷は長期化が
予想され、日本経済を取り巻く環境は最悪である。

これに、増税を行いさらに消費需要を落ち込ませることは、地震
被害を免れた企業と日本経済にとっても致命的である。

復興資金は国民から巻き上げるんではなく、信用創造で調達す
るのが常識的な対応である。

無担保で国債を発行するのが嫌なら1,091,485百万ドルの外貨
準備を見返りに復興国債を発行し全額日銀引き受けさせることで
復興資金を調達すべきである。

これなら、国民の消費需要や企業体力を損なうことなく復興資金調
達をすることができる。

増税は日本の復興が軌道にのってから行うべきである。

断言しよう、復興のための増税を行うようであれば、永久に日本が
復興することはなく、東日本大震災は日本を沈没させる決定的な
打撃を与えた震災として後世に記憶されることになるだろう。


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posted by ドクター国松 at 14:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大震災からの復興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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