当面、明確にしない方針を固めた。
党内や党の支持団体の間でも意見が分かれ、統一地方選前に賛否
を明確にするのは得策ではないと判断した。統一地方選には、党公約
に記した「民主党政権のもとでの(TPP)加入には反対する」との立場で
臨み、政権奪還後に改めて賛否を決めたいとしている。
党内で意見をまとめることができず、選挙に不利になるから、選挙前は
玉虫色の態度をとり、選挙に勝ってから結論をだす。まさに自民党の体質
そのままの卑怯な対応である。
農業者に対しても、産業界にたいしても選挙に勝った後裏切り行為をすると
宣言したようなものである。
そもそも民主党にしても自民党にしてもTPPのような日本の命運を左右する
ような重要問題について、党内で意見を統一できないような政党は政党という
名に値しない、議員個々の利益追求のための野合集団にすぎない。
民主党も自民党も解体し、国防政策、経済政策(含むTPP)、財政政策で意見の
一致するものだけで政党を再編成すべきである。そして、その政策で国民の
信を問う。
これが政党政治の本来あるべき姿ではないだろうか。
はげみになりますので、クリックをお願いします