ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が2009年6月8日
に発行した資料によれば、日本の軍事費は463億ドルと
世界第7位、アジアでは中国に次第二位となっている。
しかし、その内実はというと人件費の割合が高い上に、憲法の
制約をうけ、外国からの攻撃に対処できる軍隊になっていない。
例えば、北朝鮮と戦争状態になった場合、北朝鮮はミサイル攻撃
を仕掛けてくると想定される。
日本の保有する対ミサイル撃墜システムは数基程度の攻撃には
対応できても、数十発レベル以上の攻撃にはお手上げである。
通常の軍隊であれば、攻撃は最大の防御である、との戦略に基づき
直ちに攻撃ミサイルや航空機による爆撃を敢行し、敵基地の破壊を
行う。
しかし、これほど莫大な予算を浪費しながら、わが自衛隊には攻撃
ミサイルは無く、さらに、せっかくの高価な戦闘機も地上基地を攻撃
する装備を持っておらず、敵基地を叩くことはできない。
敵が、進軍してくればこれ攻撃することは可能であっても、ミサイル攻撃
のみを行えば、ひたすら日本国民は逃げまどう以外にできることはない。
日本の自衛隊はおもちゃの軍隊であり、アメリカにその防衛を完全に
依存するように作られている。
アメリカにとって日本の自衛隊を現在の状況に留めることは、武器の
販売先としても、日本政府をアメリカの意思にしたがわせる上にも、
この上なく有効な戦略である。
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