尖閣ビデオの漏えい人物が名乗りでたことで、
この保安官を擁護し、英雄視する報道が見られる。
尖閣ビデオは内容から見る限り、国民から隠す合理性は
何も無く。
これを秘匿した政府の判断はあきらかに間違っている。
また、ビデオ自体は海上保安庁内で公開されており、その
内容については報道されており、機密漏洩に該当するとも思わない。
しかし、政府が公表しないと決定したものを公表するのは、明らかに
命令違反である。
公務員が個人の判断で政府の命令を無視していれば秩序が保てない。
今回のケースはあきらかに政府に非があるように見えるが、これを許すと
次回は政府が正しくても、一公務員の判断がそれと異なることで、政府の
意思を無視して動くようになる。
戦前の軍部の専横はまさにこのようにして生じたのである。
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