政府の方針は国民に否定され、公務員規定に違反し機密を漏えい
させた犯罪者が英雄視されている。
これは正に戦後最悪の政治危機である。国民に選ばれた政府より
犯罪者の行為の方が支持をあつめているのである。
公然と公務員が政府の意向を無視しており、これが広まると政府は
コントロールを失ってしまう。
これは正に戦前の若手軍人によるクーデターを国民が支持した構造
と同じである。
勿論、政府がきちんと国民が納得できるような政策をとるのが第一で
あるが、どんなに一部の国民が支持しょうが、公務員の反政府的行為
には厳罰をもって臨まねばならない。
一部軍人の違法行為に寛容に対応したため、軍人の独走を許すことに
なった過去の轍を踏んではならない。
今の無能な政府には早期の退陣が最も望ましい。
尖閣ビデオも国民に見せない合理的理由は何もなかった。
しかし、だからといって官僚の違法行為は絶対に許してはならない。
ここで、曖昧な対応をすると、民主主義はその実を失ってしまう。
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